ら 〜 ろ
■ り
【リーガルリスク】
金融商品や取引の契約などが法的に無効な状態になるリスクを指します。これにはたとえば金融機関の破綻なども含まれます。企業の不祥事や詐欺事件などにより摘発された場合や、法律あるいは法的紛争を原因として企業が損失を負うことになってしまった場合など、これらによって企業が損失、延いては倒産に追い込まれてしまう危険性を指しています。デリバティブはマーケットを大きく拡大するのに一役買いましたが、それによって商品が多様化していった結果、こうしたリーガルリスクもマーケットの拡大に比例して大きくなりました。
【リーズ・アンド・ラグス】
為替相場の同様が必至であると予見される場合、それによるリスクを避けるため、あるいは為替投機の手段として「輸出代金取立てを早める」「外国への返金を遅らせる」などの対応がとられます。この行為をリーズ・アンド・ラグスと呼びます。
【リーブオーダー】
指値注文のことです。ストップオーダーもリーブオーダーの一種となります。
【利食い】
ポジションを反対売買して利益を確定させることです。
【リクイディティ】
豊富に取引され多くの市場参加者が存在するものや、売買希望時にいつでもその時のレートで取引できるものを指します。こうしたものは「リクイディティがある」と表現され、逆に「リクイディティがない」というのは取引量が少ないもの、市場参加者が少ないもの、売買に制限があるものを指します。
【リスク】
資産の運用や取引などにおいて、損失が出ることあるいはその可能性をいいます。一般的に「ハイリターンローリスク」の商品はほとんどありえなく、リターンが大きくなればなるほどリスクも大きくなるのが普通です。同様に、ローリスクのものはローリターンとなるケースがほとんどです。どこまでリスクを許容し、どこまでのリターンを求めるかという妥協点に見極めが非常に大切になります。投資・取引においてはリスクを予見できる経験と勘が重要となり、いかに上手にリスクコントロールを行うことができるかが勝負の分かれ道となります。
【利付き手形】
手形支払人の支払いに利子を加算して支払うよう、手形面にて支持された荷為替のことです。
【リファイナンス】
輸入業者への外貨の融通を現地にて行うことです。米ドルであればニューヨーク、英ポンドであればロンドンといった具合で、輸入ユーザンスの一つの方式となります。
【リミット】
ディーラーの持ち高の権限のことです。
【流動性リスク】
取引量が少ない通貨の場合、為替ポジションを持って反対取引を行おうと思っても、取引相手が見つからないために取引が困難になる場合があります。このようなリスクを流動性リスクといいます。
【両立て】
同一通貨の買いポジションと売りポジションを同時に持つことです。
■ る
【ルーブル合意】
1987年2月に、パリで開催されたG7会議によって「為替相場を現状の水準で安定すること」が合意されました。これをルーブル合意と呼びます。ドル安が進むことは望まれなかったためになされたもので、これによりプラザ合意でのドル高是正に終止符が打たれるかと思われました。しかし、各国の政策協調の不十分などから、ドルは以降も下落を続けました。
■ れ
【レジスタンスライン】
市場参加者の感情を表す言葉で、低価格帯に対して市場参加者の多くが「これ以上の価格の上昇は期待できない」という認識を持ちやすい価格帯のことです。レジスタンスラインのほか「抵抗線」と表現されることもあります。反対に、市場参加者の多くが「これ以上下落はしないだろう」という認識を持ちやすい価格帯を「サポートライン(支持線)と呼びます。
【レバレッジ】
訳すと「てこの原理」という意味です。
FXでは非常に重要なシステムの一つであり、レバレッジを効率的に活用することにより、小さな資金で大きな取引を行うことがでいます。てこの原理を使うように資金を持ち上げることから、このような名称がついていると思われます。これによって大きなスワップ金利、為替差益を得ることができますが、それと同時にリスクも大きなものとなります。
レバレッジの設定は自分で行うことができるケースがほとんどですが、業者によってその設定値はまちまちで、レバレッジが固定されている場合もあります。1〜40倍程度がもっとも主流であり、デリバティブの大きな特徴となっています。
【レベル】
外国為替市場取引におけるレートのおおまかな水準のことです。
【レンジ相場】
レンジ(range)は、訳すと「範囲、領域」といった意味になります。レンジ相場とはつまり、相場の上下限二つのレートを指すものと言えます。
【レンジフォワード】
オプション取引の一つです。
同一の権利行使期限、同金額のコールオプションとプットオプションを組み合わせて取引レンジを確定させる方法です。ヘッジ目的でオプションを使う際のヘッジコスト(プレミアム)をなるべく安くするために考えられた方法です。
【連邦公開市場委員会】
米国での中央銀行に相当する連邦準備制度(Federal Reserve System)の意思決定を行う機関として連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)があります。連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee)はこの連邦準備制度理事会に在籍する7人の理事と、5人の地区連銀総裁の合計12人から成ります。年に8回、定期会合を開いており、このほかにも必要に応じて特別会合、電話会合などを開いて短期市場金利を操作しています。
■ ろ
【ロシア金融通貨危機】
ソ連崩壊後のロシアにおいて、インフレと財政赤字が原因となり国債価格が急落した1998年当時のロシアの市場経済危機です。政治の混乱から、通貨と株、債券のトリプル安が招かれました。
【ロスカット】
損失を確定させる決済取引を行うことです。
【ロスカットコール】
証拠金維持率が20〜30を割り込んだ場合に強制的に反対売買を行うシステムのことです。このロスカットルールが適用された場合には、その時のレートを無視した状態で即座に売買が行われます。
【ローソク足】
チャートの表し方の一つです。寄り付き、高値、安値、終値をローソクの形に似た記号であらわすことからこのように呼ばれています。株価チャートにおいては既に定番のものと言え、外国人投資家の間にも広く浸透しています。日本で考案された方法であるというのが興味深いところです。
【ローリスクハイリターン】
リスクは損益・損失あるいはそれらを引き起こす可能性、リターンは利益を表します。つまりローリスクハイリターンとは「損失の危険性が小さく、利益が大きい」ということを意味しています。これは投資における一つの理想的な形であると言えますが、一般的にはローリスクローリターン、ハイリスクハイリターンという形での取引になるのが普通です。通貨オプションの購入の場合はリスクが限定される上に収益機会が限られていないため、一見するとローリスクハイリターンのようにも見えますが、オプション料がやや高めであるという側面があります。
【ロールオーバー】
為替取引における2営業日後の決済日以降にもポジションを持ち続けられるようにするため、ポジションの繰り延べを行うことです。FXの場合は自動的にロールオーバーが行われているので、決済日を意識しながら外貨投資を行う必要がなく、好きな時に決済できます。
【ロング】
買い持ちにすることです。売り持ちにすることはショートといいます。
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