か 〜 こ
■ か
【外貨為替と邦貨為替】
自国通貨建の為替が邦貨為替、それ以外の通貨建の為替が外貨為替ですが、邦貨・外貨の判定は取引が行われた店の所在国が基準となります。
【外貨金融】
海外の日系商社の支店、現地法人や合併事業などを対象として、相手国通貨をもってなされる金融のことです。
【外貨準備】
国の輸入代金の決済や借金の支払いなど、対外支払いのために準備しておく外貨のことです。
【外貨準備高】
中央銀行(通貨当局)が通貨発行準備のため、あるいは対外決済準備として保有している外貨のことです。
【外貨証券】
本邦・外国の証券で、外国通貨で表示されたものです。外為法第6条第1項第12号では「外貨所見とはおいて支払いを受けることができる証券、または外国通貨をもって表示される証券」と定義されています。
【外貨建て】
Receiving quotation.
自国通貨の単価を基準とし、外国通貨との交換比率を示す方式です。邦貨建とは逆になります。受取勘定建と呼ばれることもあります。
【外貨建てMMF】
海外の投資信託会社によって外貨で運用される公社債投資信託です。
【外貨建保証状】
Letter of guarantee.
輸出入業者が相手から保証金の積立を求められた場合に、銀行に発行してもらう保証状のことです。
【外貨手形】
Bill in foreign currency.
手形金額が外貨で表示されている手形です。
【外貨普通預金】
預金を自由に出し入れすることができる外貨預金です。
【外貨ポジション】
一国の外貨の保有ポジションのことです。その国の外貨手持合計高、その国の通貨当局の保有する外貨手持合計高などを指します。
【外為法】
外国為替及び外国貿易管理法のことです。
【外為法改正】
1980年の外為法改正で一部の資本取引が自由化され、1998年の第二次改正では資本取引も為替取引も完全に自由化されました。
【外銀ユーザンス】
輸入ユーザンスのうち、信用給与者が外国銀行になっているものをいいます。
【外国為替】
外国の通貨、あるいは異なった国同士の通貨を交換することです。国間の債券や債務を、銀行を仲介として調整する機能も果たします。
【外国為替及び外国貿易法】
外為法と呼ばれるのが一般的で、1949年に施行された大外取引に関する基本法です。1979年に改正(80年施行)され、98年からは新外為法が施行されました。
【外国為替市場】
外国為替の中心となっているマーケットです。世界50ヶ国以上の主要都市にネットワークが存在しています。
【外国為替相場】
一国の通貨と他国の通貨との交換比率です。
【外国為替統計】
世界的な規模で6ヶ月ごとに行われるBISの統計です。
【外国為替特別会計】
外国為替の売買等を管理する国の特別会計です。
【外国債券】
外国で調達した債券で、額面金額が外国紙幣で表示されている債券です。略して外債と呼ばれます。
【外国証券勘定】
外国の国債社債株式等に対する投資を示す勘定です。
【外国投資家】
外為法第26条第1項では、外国投資家を以下のように定めています。
@ 非居住者である個人
A 外国法令に基づいて設立された法人その他の団体又は外国に主たる事務所を有する法人
B 本邦の会社であって@又はAに掲げるものが実質的に支配していると認められるもの
C 非居住者である個人が、その役員又は代表権を有する役員のいずれかの過半数を占める法人
【外国投信】
外国の法律に基づいて委託会社が海外で設定や運用をする、外貨建ての投資信託です。
【外債】
外国において発行・募集された債券のことです。海外の政府、企業などによって発行され、額面全額、クーポンが外国通貨での表示となっています。
非居住者が日本において発行、募集する円建ての債券は円建債券と呼び、外貨建の債券を外貨建債券と呼びます。
【買取扱い】
Negotiation.
銀行が買取依頼人である為替手形振出人あるいは輸出車、売主に対して為替手形を割り引き、その代わり金を先払いすることです。万一手形の回収が不能となれば、買取依頼人に代金の返還を求めます。
【介入】
外国為替相場で経済実態を反映しない相場の急変動に対し、中央銀行が相場を安定させるために行う為替売買で、平均操作とも呼ばれます。
【買い待ち】
外貨を買ったポジションを持っていることをいいます。
【買戻し】
売りポジションを反対売買によって決済することです。
【片為替】
One sided balance of exchange.
為替の支払いが一方に偏っている状態のことです。片貿易の時に起きるのが普通です。
【片貿易】
二国間の貿易がバランスを失った結果、相手国の輸出超過あるいは輸入超過となることをいいます。
【為替勘定持高】
Cash position.
当方口に計上されている為替の持高のことです。現金持高ともいいます。
【為替基準相場】
一国の対外為替相場の基準となるレートのことです。
【為替裁定】
Exchange arbitrage.
各国間の為替相場の差異を利用して資金を移動し、それによって利得しようと操作することです。
【為替差益】
外貨を円高時に買って円安時に売ることで得られる利益のことです。
【為替差損】
外貨を円安時に買って円高時に売ることによって被った損失のことです。
【為替相場決定理論】
国際収支説や購買力平価説など、為替変動がどのような要因で起こるのかを分析した理論のことです。
【為替相場の強弱、騰落】
為替市場における為替取引の動揺をあらわすものです。相場が強い、弱い、上がった、下がったなどともいいます。
【為替手形】
債権を持つ者が債務を負う者に対し、支払期日に手形面に記載された全額を支払うよう委託した有価証券です。
【為替手数料】
通貨を交換するときにかかる手数料です。金融機関や通貨の種類によって異なります。
【為替投機】
将来の為替相場の変動を予想して、為替の先物の売買を行うことです。
【為替取引のフロー】
銀行間取引と顧客取引の流れをあらわします。
【為替のカバー】
Exchange cover.
E/Cと略して表記されることもあります。持高のスクエアを目的として、為替リスクの相殺に努めることです。為替の出合ともいわれます。
【為替のポイント】
為替相場の騰落を示す単位です。
【為替ブローカー】
Exchange broker.
外国為替銀行間にて為替売買の仲介を行うものです。
【為替平衡資金】
Exchange equalization fund.
為替安定資金のことで、中央銀行や為替管理当局が為替相場維持のために為替市場で直接売買操作を行うための資金のことです。
【為替平衡操作】
Exchange equalization operation.
中央銀行が政府の依頼を受け、為替相場の急激な変動を防止するために直接為替市場に介入して売買を行うことです。通常は「平衡操作」と呼ばれます。
【為替変動準備金】
Exchange fluctuation fund.
為替レートの変動による企業の損失を補うための準備金のことです。
【価格変動リスク】
債券価格の変動によって生じるリスクのことです。
【為替マリー】
Exchange marry.
売りと買いを見合わせ、持高の自動的な調整をはかる操作のことです。
【為替予約】
Exchange contract.
将来的に一定の外貨の売買を行うことを約束することです。
【為替変動リスク】
為替レートの変動によるリスクのことです。
【為替リスク】
Exchange risk.
為替相場の変動によって生じる、損失の危険性です。
【為替レート】
外貨など、異なる通過を交換するときの交換比率のことです。
【カントリーリスク】
その国の経済状態や政治、社会的な変化などによって投資したお金が回収不可能となってしまう危険性を指す言葉です。ソブリンリスクともいいます。
■ き
【キーウィー】
ニュージーランドドルの呼び名です。キウイ、クウィともいいます。
【機関投資家】
個人や法人から預かった資産の運用業務を行う法人です。生命保険会社や銀行、信託銀行、証券会社、年金基金、ヘッジファンドなど。
【基軸通貨】
流通量が広く価格が安定しており、国際金融機関取引などにおいて主要となる世界の多くの国で通用する通貨のことです。現在は米ドルが基軸通貨となっています。
【基準価格】
1口あたりのファンドの時価のことです。実際に適用される基準価格は、購入受付の締め切り後に判明します。ですので、購入時点で正確な価格を知ることはできません。
【ギブン】
たとえばドル/円の場合の「ギブン」とは、「ドルを売った」という意味になります。これと同じような意味として「ユアーズ」という表現が用いられることもあります。主にインターバンク市場にて用いられる用語であり、「マイン」がこの対義語となります。
【期末・月末要因】
決算日が近づいて株式などの売り圧力が強まり、需給が悪くなることです。
【逆為替】
債権者である売主が手形を振り出して債券を取り立てることです。
【逆指値】
相場が反対方向に動いた時にポジション決済をして損失を限定するというリスク管理法です。為替取引においては一般的な管理方法で、より高い値段になれば買う、より安い値段になれば売るというものです。損失を最小限にとどめるための保守的なテクニックですが、非常に重要視される方法です。
【逆指し値注文】
実勢レートよりも不利なレートで注文をする方法です。これにより損失を最小限におさえたり、利益を確定したりします。
【逆ざや】
借入資金の金利が貸し出し資金の金利よりも高くなり、継続して実損が出ている状態を表す言葉です。
【キャップ】
上下限が決まった範囲内で上下動を繰り返す相場(ボックス相場)の動きの上限水準を表します。
【キャピタルゲイン】
有価証券など資産価格の値上がりによる利益、投資資本の価値が上昇することによって生じる利益のことです。FXにおいては、為替レートの変動を利用した売買で利益をあげることを指します。
【キャリアトレード】
金利の低い通貨で借り入れ、それを売って金利の高い通貨の金融商品に投資することです。キャリートレードという場合もあります。ヘッジファンドがよく使う資金調整、運用の方法でもあります。FXの場合は、レバレッジをかけてドルを買い、スワップポイントで利益をあげるのも一種のキャリアトレードと言えますが、この場合は為替レートの変動によっては差損が生じる可能性もあるので、注意が必要です。
【キャンドル】
カナダドルの呼び名です。
【協調介入】
各国の中央銀行が共同して介入することです。
【銀行信用状】
Banker’s credit.
Bank credit.
手形の発行銀行あるいは確認銀行が、自行あてに振り出された手形の支払いを確約している取消不能信用状のことです。
【銀行手形】
Bank bill.
Bank draft.
手形の振出人、引受人、支払人がいずれも銀行である手形のことです。
【銀行引受手形】
Banker’s acceptance.
銀行が支払人として引き受けた期限付手形のことです。
【金約款】
Gold clause.
貨幣価値の低落に対する担保約款で、契約時の貨幣法に定められた金価値、またはIMFに設定された金平価を基準として決済することを約束する条項です。
【金融緩和政策】
デフレ克服と経済の持続的成長を促すために2001年から実施されている政策です。
【金融先物取引】
将来の特定の日に通貨や預金、債券や株価指数など特定の金融商品を一定の価格で売買することを契約する取引のことです。
【金融先物取引法】
2005年7月より施行された法律です。これにより、FXを取り扱うには金融先物取引業者としての登録が必要となりました。
■ く
【クウォート】
為替レートを提示することをいいます。通常、買値と売値の両方を同時に提示するため、ツーウェイクウォートと呼ばれます。
【クリーンローン】
無担保借のことです。通常、ユーザンス借入、メールクレジット、オーバードラフトなどを除いた短期の外貨資金の借入を指します。昭和31年12月から認められた資金調達方法で、アドバンス方式とアクセプタンス方式の二種類があります。
【クロス取引】
ドルを介さない為替取引を表すものであり、ユーロクロスはユーロを中心とした取引、円クロスは円を中心とした取引を意味します。
【クロスレート】
裁定為替相場を算出するために用いる相手国通貨と第三国通貨の相場、つまり通貨取引が行われている国での基準外とされる通過同士の為替レートです。計算上で算出される為替レートを指しています。
【グローバル・ソブリン】
円建ての外国投信です。毎月決算型、3ヶ月月分配型、1年決算型があります。
■ け
【景気動向指数】
内閣府が算出・公表している指数です。景気を先取りした「先行指数」、景気と並行した「一致指数」、景気に遅れて動く「遅行指数」に分けられます。
【経済成長率】
国民経済が一定期間のうちにどれだけ活動したかを表す指標です。
【経済収支】
貿易収支に貿易外収支と移転収支をくわえたものです。
【ケーブル】
英ポンドの呼び名です。かつて、大西洋の海底ケーブル経由の電話回線を利用して、ロンドン市場、ニューヨーク市場間でアービトラージ取引が頻繁に行われていたことからこの呼び名が定着したという説がありますが、真意は定かではありません。
【気配値】
外国為替市場で取引されている水準レートのことです。
【現受け・現渡し】
買いポジションの外貨を差金決済せずに、そのまま引き出すことをいいます。
【現地送り状】
Original invoi-ce.
輸出品の生産者から輸出者に送られる貨物の送り状のことです。
【現地保証】
本邦にある外国為替公認銀行の本支店が、海外にある非居住者に対して行う外貨または円による保証のことです。
■ こ
【好材料】
為替相場の変動原因や変動要因となるデータや出来事のうち、相場が上がる要因となるもののことです。逆に相場が下がる要因となるものは悪材料といいます。各国の経済指標や金利、株価、紛争、要人の発言、国際紛争、自然災害など様々なものが材料となりますが、好材料になるか悪材料になるかは相場環境にもよります。
【購買力評価】
自国通貨と外国通貨で同じものを購入する場合の比率によって為替レートを決定するという考え方です。
【公募】
不特定多数の投資家を対象に株式や公社債を募集することです。
【国際開発協会(IDA)】
International Development Asociation.
世界銀行グループのひとで、主に加盟国の出資による途上国への融資を行っています。
【国際金融公社】
International Finance Coporation.
世界銀行グループのひとで、主に加盟国の出資による途上国への融資を行っています。
【国際金融の三位一体説】
独立した金融政策と為替レートの安定、自由な資本移動の三つの政策を同時に行うことはできないという説です。
【国際決済銀行】
Bank for International Settlements.
略してBISと表記されることもあります。1930年にスイスのバーゼル市に設立された国際銀行です。
【国際収支】
経済取引で生じた金銭の授受をまとめたもので、経済収支と資本収支に分けられます。
【国際荷為替】
国間に行われる荷為替のことです。
【国際復興開発銀行(IBRD)】
International Bank for Reconstruction.
世界銀行グループのひとで、主に加盟国の出資による途上国への融資を行っています。
【後日払信用状】
Deferred payment credit.
手形を振り出させずに、信用状条件によって決められる期日に支払いが行われることを定めたものです。
【コスト】
持っているポジションの平均原価のことです。
【固定相場制】
為替相場を一定の範囲内に固定する制度です。
【コマーシャル・ペーパー】
優良企業が資金調達を行いときに発行される手形のことです。
【ゴールデンクロス・デッドクロス】
テクニカル分析において、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けることです。逆に短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜けるものは「デッドクロス」と呼ばれます。
【コルレス契約】
互いに支店としての役割を代行する国際為替銀行間の為替取引契約のことです。契約の相手方をコルレス銀行、コルレス先といいます。
【コンファーム】
為替取引において取引内容を確認することです。
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