注文方法について
いよいよ本項からは、FX取引における注文方法について具体的に説明します。
ポジションを保有するためにはまず注文を行う必要がありますが、この注文の仕方には幾つかの種類があります。まずは「成り行き注文」について紹介します。
成り行き注文とは、簡単に言うと「手動で注文する方法」です。
注文は手動で行うこともできますし、自動で行うこともできます。
このうち、手動で行うものを成り行き注文というわけです。
この注文方法はその時点ですぐに約定できる注文方法で、その時のレートで売買を行うことになります。
しかし、レートが大きく変動している場合には、約定できないということも起こります。
次に指値注文と逆指値注文について説明しましょう。
指値注文と逆指値注文は成り行き注文とは異なり、手動ではなく自動で注文できます。
“指値”というのはつまり目標レートを指しており、あらかじめ「為替レートがこのくらいになったら決済」ということを決めておく方法です。
たとえば現在のレートが1ドル110円でドルの上昇傾向にあるとしましょう。
この場合、1ドルが109円に下落した場合にドル買いをする注文を出しておくと、114円になった時に自動的に約定となります。これが指値注文です。
もう一つの「逆指値注文」は、指値の注文の逆となります。
つまり、為替レートが目標レートに達して時点で約定となる注文方法で、指値注文より利益は落ちますが、堅実な取引を行うことができます。
いずれも自動的に行われる取引なので、忙しい人などに向いている取引方法の一つです。
次にIFD注文について説明します。
IFDは「If Done」の略で、指値注文や逆指値注文を組み合わせた、保有から決済までの自動売買を行うことができる注文方法です。
つまり、新規の指値注文や逆指値注文を行う際に、その時点で決済注文も発注するという方法で、新規の注文が約定すると自動的に決済注文も行われます。
このほか、OCO注文という方法もあります。
OCOとは「One Cancels the Other Order」の略で、二つの注文を同時に出し、どちらか一方が成約した時点でもう一方をキャンセルするという注文方法です。
そしてさらに、上述したIFD注文とOCO注文を組み合わせて注文を行うこともできます。
IFD注文とOCO注文を組み合わせたものはIFO(If done+One Cancels the
Other Order)注文と呼ばれ、「連続注文」といわれる場合もあります。
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