スプレッドとは?
「スプレッド」とは、簡単に言うと「一番高い値段で通貨を買おうとしている人が示すレートと、一番安く通貨を売ろうとしている人が示すレートの差」です。
前者はビッド(Bid)、後者がアスク(Ask)といいます。
たとえば1ドルを105.4円で買いたい人と、1ドルを105.7円で売りたい人がいる場合は、スプレッドは0.3円ということになります。
わかりやすく言うなれば、購入希望価格と売却希望価格の差額──といったところです。
通貨購入時には売却希望価格(アスク)で購入することになり、売却時には購入希望価格(ビッド)で売却することになります。
ですから、上記の場合ですとドルを購入してすぐに売却すると、0.3円/ドルの損をすることになります。
このスプレッドは実質的に一種の手数料として認識することができますが、スプレッドの差が小さければ小さいほど取引において有利となります。
FX会社選びの際には、スプレッドの差が小さく、なおかつスプレッドが安定している会社を選びたいところです。
さて、スプレッドに関しては一つ注意しておきたい点があります。
たとえば以下二社の条件を比較してみましょう。
・ A社
手数料:手数料無料
為替レート:105.4円/ドル-106円/ドル(スプレッドが60銭)
・ B社
手数料:往復で20銭
為替レート:105.4円/ドル-105.7円/ドル(スプレッドが30銭)
この二社の手数料を比較した場合、一見するとA社の方が手数料が安く見えますが、たとえばこの状況でドルの売買を行った場合、A社の手数料は「0銭+60銭=60銭」、B社の手数料は「20銭+30銭=50銭」と、結果的にB社の方が安くなるわけです。
もちろん手数料は無料の方が有利ではありますが、このようにスプレッドを考慮に入れなければ、実際にかかってくる手数料が高いのか安いのか判断することはできません。
もっとも理想的なのは、手数料が無料でスプレッドの差が小さく安定している会社でしょう。
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